インスタントコーヒーは体に悪いと言われますが、そんなことはありません。
手軽にコーヒーを飲みたい時に、インスタントコーヒーってすごく便利ですよね。
それなのに体に悪いと言われると、飲むのをためらってしまう人もいます。
この記事を書いているのは…
- インスタントコーヒーを1日に何杯も飲む
- コーヒーのヘビーユーザーなのに不眠じゃない
- インスタントとドリップ両方愛用している
こんな生活を軽く5年以上過ごしている人です。
健康診断で引っ掛かったことはなく、お肌が荒れたこともあまりないです。
そんな私なりに、インスタントコーヒーがなんて体に悪いって言われるのかを調べてみました。
- インスタントコーヒーにはアクリルアミドが含まれている説
- カフェイン過多になる説
- インスタントコーヒーの添加物が気になる説
上記3つの仮説を順に解説していきます。
インスタントコーヒーには添加物がないのに体に悪いって言われる2つの理由
インスタントコーヒーのブラックには添加物は含まれていません。
コーヒーを濃く出した液を乾燥させているだけなので、当たり前の話ですけども……。
インスタントコーヒーの作り方に関しては、こちらの記事で解説しています。

それなのになんで「体に悪い」なんてフレーズが出てくるのかというと次の2つが考えられます。
- アクリルアミドが含まれている
- カフェインが入ってる
それぞれを順番に解説していきます。
1.アクリルアミドが含まれている可能性がある
アクリルアミドは、アスパラギンと還元糖が含まれる食品を120℃以上の高温で加熱すると化学反応によって発生するとされています。
アスパラギンはアミノ酸の一種で、乳酸の生成を抑制し疲労回復に役立つ成分です。
アクリルアミドが生成されてしまう正確な理由や原因はわかっていません。
ただ、家庭で揚げ物を作る際でも長く加熱しすぎると発生してしまうンアクリルアミドです。
コップ1杯に含まれているアクリルアミドはごく微量で、2gのインスタントコーヒーを140mlのお湯で作ったコーヒーには0.013ppm~0.002ppmが含まれています。
ちなみに日本コーヒー協会や農林水産省などでも「アクリルアミドを過度に恐れなくても大丈夫」と声明を出しています。
加熱食品にはアクリルアミドが含まれているものなので、バランスのいい食生活を心掛けていればまず問題ありません。
アクリルアミドが心配ならレギュラーコーヒーの深煎りがおすすめ
まず問題ないとされていても、アクリルアミドが心配ならレギュラーコーヒーの深煎りを選びましょう。
インスタントコーヒーよりはレギュラーコーヒーの方が、高温で乾燥させていないためアクリルアミドが少ないです。
またレギュラーコーヒーの中でも浅煎りよりは深煎りの方が、アクリルアミドが少ないとされています。
アクリルアミドは焙煎の前半でピークが来て、焙煎が長くなればなるほど揮発・分解されるためです。
アクリルアミドを気にするのであれば、深煎りのコーヒーを選びましょう。
とはいえ、どちらもアクリルアミドの量は微量なので、あまり気にしすぎず好きな方を選んでくださいね。
アクリルアミドの健康被害<コーヒーの健康効果で結論が出ている
アクリルアミドは確かに健康被害が報告されている成分です。
しかしコーヒーに含まれているアクリルアミドはかなり量が少ないです。
そのためコーヒーのもつ健康効果を、アクリルアミドの健康被害が上回ることはありません。
コーヒーは趣向品なので、あまり量を飲むものでもないからともいえます。
アクリルアミドをコーヒーで実害があるほど摂ろうと思うと、相当の量を飲まなければならなくなります。
2.量を取りすぎてカフェイン過多になる可能性がある
アクリルアミド以外の注意点があるとすれば、カフェインの過剰摂取です。
インスタントコーヒー2gを140mlのお湯で溶かした場合のカフェイン量は60mgです。
カフェインは1日当たり最大で400mgまでとされています。
なので、最大で6杯まで飲めます。
ただカフェインはチョコレートやお茶などさまざまなものに含まれているので、コーヒーを飲みすぎないようにしてください。
コーヒーカップではなくマグカップで飲むなら2~3杯を目安になります。
[st-midasibox title=”ポイント” fontawesome=”fa-check-circle faa-ring animated” bordercolor=”#FFC107″ color=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold”]ちなみに、私は一日に何杯もコーヒーを飲むので、夕方18時を過ぎたらカフェインレスコーヒーに切り替えています。
もちろんカフェインレスもインスタントですが、いたって健康です。
カフェイン量は気にした方がいいので、カフェインレスとカフェインありを使い分けましょう。
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インスタントコーヒーで添加物が含まれていないのはブラックのみ
インスタントコーヒーには確かに添加物は入っていません。
ただしそれはブラックのみの話です。
カフェオレや○○ラテと書かれているものに関しては、話が別なのでご注意ください。
甘いインスタントコーヒーは人工甘味料に注意
甘いインスタントコーヒーは美味しいですが、人工甘味料に要注意です。
正直個人的には、アクリルアミドよりも人工甘味料の方がはるかに体に悪いと思っています。
人工甘味料は脳に影響が出る説があるだけでなく、確実に味覚障害になります。
人工甘味料が入っていると、甘さが強烈なので人工甘味料なしでは味を感じられなくなるためです。
唐辛子を食べ過ぎると辛さを感じにくくなるのと同じですね。
アクリルアミドは確かに怖い成分かもしれませんが、甘いインスタントコーヒーの甘味料やその他の添加物の方がヤバいです。
体に悪いインスタントコーヒーは、甘い味付けがされているものなのかもしれません。
甘いインスタントコーヒーは糖質量も多いので太りやすく体に悪い
もう一つ追加でいうと、甘いインスタントコーヒーは糖質量がかなり高いので太ります。
甘いのにカロリーゼロや低糖質の物は人工甘味料のオンパレードなのでヤバいです。
というか人工甘味料は脳をだましているので、本物の糖を取ったときに余計に太りやすくなるんですね。
だからいろいろな意味で甘いインスタントコーヒーはおすすめできません。
【まとめ】インスタントコーヒーはkg単位で取らないから問題ない
インスタントコーヒーに含まれているアクリルアミドが、体に悪い! というのは少し煽りすぎかなと思いますね。
アクリルアミドが体に悪いとしているサイトをよく見てください。
単位がkgなんですよ。
インスタントコーヒーkg単位で摂りますか?
あまり気にせずに好きなものを楽しんでください。
それでも無添加がいいなとおもうのであれば、高いですけど下記のコーヒーはどうですか?
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